Le Chèvrefeuille

世界は遊覧、思い出の場所であり、われらは去りゆく者

شكر

つい先日、八ヶ岳に登ってきた。 八ヶ岳を訪れるのは3年ぶり。1年に1回は一緒に登山する仲の知人との登山である。 この知人は私が初期研修の頃に出会った某〇〇○科医で、人生の大先輩である。かつては登山の記録をいちいちつけていたけれども最近どうもめん…

八丈島・青ヶ島(4) 朝焼け

〇〇〇〇/7/19 青ヶ島観光 9:45 東邦航空12便 青ヶ島→八丈島 14:00 ANA1894便 八丈島→羽田空港 14:55 羽田空港 この日は青ヶ島滞在の最終日だが、昨日一昨日と曇天で、まだ晴れたカルデラの美しい景色を拝めていない。この日は夜型の自分にしては珍しく4…

八丈島・青ヶ島(5) エピローグ

Вчера было холодно. Сегодня прохладно. Но завтра будет тепло. Это как жизнь. (昨日は寒かった。今日は肌寒い。でも明日は暖かくなる。人生みたいだね。) (0)で引用したまいにちロシア語の文章には、実は続きがある。 最初の引用は、主人公のТокиваは人…

八丈島・青ヶ島(3) 崩壊の爪痕と青酎

○○〇〇/7/18 終日青ヶ島観光 本日は終日青ヶ島観光に充てる日だ。 特に、この日は以前訪れることのできなかった三宝港へのアプローチ道、そして大千代港の現在の様子を観に行く。世の中には物好きな人がいるもので、大千代港などと検索するとわざわざ危険を…

八丈島・青ヶ島(2) 断崖絶壁の島

〇〇〇〇/7/17 7:30 あしたば荘出発 8:20 東邦航空チェックイン 9:20 八丈島空港→ヘリで青ヶ島へ 9:40 青ヶ島到着 本日はいよいよ青ヶ島へ。 ヘリコプターの予約をしておきながら、当日の様子を見てヘリをキャンセルしあおがしま丸(船)でアプローチしよ…

八丈島・青ヶ島(1)竹芝出発、八丈島観光

〇〇〇〇/7/15 22:30 竹芝桟橋出発 〇〇〇〇/7/16 6:00頃 御蔵島通過 8:50 八丈島底土港 レンタバイクを借りて八丈島観光 あしたば荘泊 ※本記事の内容は架空のものであり、実際に起きたこととは一切関係ありません。 出発の日である。 浜松町から竹芝桟橋…

八丈島・青ヶ島(0) プロローグ

Четыре года назад, счастье было так близко. Я был счастлив. И Я был уверен в себе. (まいにちロシア語2019年9月号 初級編 第68課より一部改変) 4年前の6月、青ヶ島と八丈島に旅行した。初めての夜行船、朝焼けの中で海に浮かび上がる御蔵島、八丈富士か…

le cri

今回の表題は文字通りの叫びである。 と言ってもかの有名なムンクの叫びではない。もっと一般的なことである。いや、そういう意味ではムンクの叫びも関係があるのかもしれないが。 高校時代くらいに他人のブログを指を咥えてみていた頃、こう言っては申し訳…

ウズベキスタン(2) ヒヴァ

2019/10/31 7:25 タシケント空港 HY051便 8:55 ウルゲンチ空港 ヒヴァへ 終日ヒヴァ観光 オリエント・スターホテル泊 本日は朝早くヒヴァに移動し、1日中ヒヴァを観光する日程。宿泊はヒヴァ・ハン国時代の建築をリノベーションしたホテル、オリエント・スタ…

ウズベキスタン(1) 青・白・緑

2019/10/30 12:30 成田 OZ101便 15:10 仁川空港 17:10 OZ573便 20:20 タシケント着 Hyatt Regency Tashkent泊 出発の日である。本日はアシアナ航空にてまずはソウルに向かい、そこでタシケント 行きの飛行機に乗り継ぐ。本来は直接ウルゲンチに向かいたいと…

ウズベキスタン旅行(0) プロローグ

中央アジアの国、ウズベキスタンは、最近でこそ(といってもコロナ禍の前のことではあるが)インスタ映え(笑)的な旅行で女性に人気が出てきたものの、観光地としてはやはりマイナーな部類に入る国である。 過去にイランを旅行した際、ウズベキスタンもよいかも…

تغيير

再び表題をアラビア語にしてみた。 تغيير(taghiir) これはغيّر(変える)の動名詞形で、変化という意味。 同じく変化という単語にはتغيُّرというものもあるが、こちらはتغيّر(変わる)という意味の動名詞なので、どちらかというと自動詞的な意味が強い。表題のت…

C64 インプレッション

全く今までの記事とは方向性が違うが、趣味で自転車をやっていて、このたびようやく新車が納入されたので、そのインプレッションを簡単にしていきたい。 自転車に関するブログというのは往々にして自慢になってしまいがちなので避けたいと思っていたが、イン…

اختيار

前回の記事更新からだいぶ経ってしまった。 コロナ禍という状況、かつ日本政府のワクチン周りの動きが異様に遅いせいで身動きが取れず、趣味であった海外旅行も封じられ、あまり生き甲斐という生き甲斐が見出せずにいる。 思えばかつての自分というのは自分…

イラン旅行(11) エピローグ:イランという国

今から考えれば、イランに旅行する遠いきっかけは2015年に南フランスを旅行したことだったように思う。旅行自体はニース、アヴィニヨン、リヨンを回るごく短いものだったが、エールフランス航空に登場した際に飛行機内の音楽ラジオをつけてみた際、"Moyen Or…

イラン旅行(10) テヘラン、そして帰国

2016/2/28 9:00頃 タブリーズ空港着 10:10 ATA航空5203便でテヘランへ 11:10 テヘラン・メフラバード空港 テヘラン市内観光 17時ごろ テヘラン市を出発、エマーム・ホメイニー空港へ 22:30 カタール航空499便 ドーハへ 2/29 0:05 ドーハ・ハマド国際空港 1:1…

イラン旅行(9)2016.2.27 トルコ人たちのイラン

2016/2/27 終日タブリーズ観光 タブリーズ・インターナショナルホテル宿泊 この日は終日タブリーズを観光する。 タブリーズの名所といえば、なんといっても規模の大きなバーザールだろう。このバーザールの歴史は1000年以上前にさかのぼるとされ、現在の建物…

イラン旅行(8)2016.2.26 ゴレスターン宮殿 ―テヘランからタブリーズへ―

2016.2.26 →→→8:00頃 テヘラン駅着 テヘラン観光 13:00 テヘラン空港 14:10 ATA航空5248便 15:10 タブリーズ空港 インターナショナルホテル泊 本日もまた日程が慌ただしく、寝台特急でテヘランに到着し、午前中はテヘラン観光。といっても、それほど滞在時間…

イラン旅行(7)2016.2.25 夜行列車でテヘランへ

2016.2.25 マシュハド観光 21:15 マシュハド駅発 →→→(車中泊) 本日は夜までマシュハドを観光し、そののちに夜行列車でテヘランに向かう。 といっても、マシュハドの唯一かつ最大の観光の目玉であるエマーム・レザー廟はすでに二回も訪れてしまい、あまりやる…

イラン旅行(6)2016.2.24 聖都マシュハド

2016/2/24 午前中:イスファハーン観光 12:00ごろ イスファハーン空港 13:30 Iran Airtour 943便でマシュハドへ イランホテル泊 本日は午前中は再びバーザールを観光し、午後は空の便でマシュハドへ移動する。 昨日目星をつけたものを買いに行くために再びイ…

イラン旅行(5)2016.2.23 世界の半分

2016/2/23 全日イスファハーン観光 アッバースィーホテル泊 イスファハーンは世界の半分。 世界史を学んだ人なら、この言葉を一度くらいは耳にしたことがあるのではないだろうか。私は高校時代世界史は大嫌いだったが、サファヴィー朝の名前もイスマーイール…

雑談と教養

かつて初期研修医をしていたとき、とある非臨床系診療科を回ったことがある。 その診断室ではクラシック音楽が流れており、大変博識だった部長の先生は音楽から哲学、世界史に至るまで幅広い雑談に花を咲かせていた。前の月まで回っていた診療科では、人々は…

イラン旅行(4)2016.2.22 砂漠都市ヤズド、イスファハーンへ

2016/2/22 AM ヤズド観光 13:00 ヤズド・バスターミナル発、バスでイスファハーンへ 19:00 イスファハーン アッバースィーホテル泊 本日は午前中にヤズドの旧市街を観光し、午後はバスでイスファハーンに移動する、ややあわただしい日程である。ヤズドの旧市…

イラン旅行(3)2016.2.21 拝火教の軌跡

2016/2/21 7:00 シーラーズ・バスターミナル 7:30 高速バスにてシーラーズ発 15:00ごろ ヤズド・バスターミナル着 ヤズド市内観光(ゾロアスター教寺院、鳥葬の塔) マレク・オットジャールホテル泊 本日はヤズドへ移動の日だ。Breakfast boxをあらかじめ頼ん…

イラン旅行(2)2016.2.20 シーラーズ、ペルセポリス

2/20 ~10:00 シーラーズ観光 10:00~13:00 ペルセポリス、ナグシェ・ロスタム観光 13:00~ シーラーズ観光 ザンディーエ・ホテル泊 本日は一日中シーラーズ観光である。 イラン旅行の中では一つの目玉といってよいだろう、アケメネス朝ペルシアの遺構ペルセ…

イラン旅行(1)2016.2.18-19 イスラム圏の衝撃

2/19 QR813便 0:15 羽田→06:05ドーハ IR682便 11:45ドーハ→13:30シーラーズ ザンディーエ・ホテル泊 さて、待ちに待った2月18日になった。翌日0:15発の飛行機のために、2時間前の10時に羽田空港に到着。カタール航空カウンターの近傍の椅子に座って時間をつ…

イラン旅行(0)プロローグ

イランという国の名前を聞いたことがある読者は多いだろう。 最近ではウランの濃縮とか核合意とかイエメンとかシリアとかいうきな臭い文脈で語られることが多い。というか1979年のイラン革命以来、イランという国はほぼ常に、他国への介入の手痛い失敗を認め…

開設にあたって

高校の頃から知人の多くが開設していたブログというものを、いつか自分も書いてみたいと思いつつ、自分の飽きっぽさや文章の拙劣さを鑑みると到底他人の鑑賞に堪えるものが書けると思えず、ずっと手を付けられないままだった。 そんな自分をブログに駆り立て…